会長所信(平成25年度)

恩千政葉  ~ 継続は力なり 私欲に走らず、志を最後まで~

 

平成23年3月11日、東日本大震災が発生し東北・関東一円に甚大な被害を及ぼしました。我々の住む千葉県も被災地となり、いまだに完全復興とは言えない状況です。
現在の日本経済を見てみると、バブル景気の崩壊から始まりリーマンショックと景気浮上の起爆剤となるものがまったくありません。完全に手詰まりの状態になっています。
大震災の復興・日本経済の復興、この2つの復興が同時に進まなければ真の日本の復興とはならないでしょう。
大震災の復興には大金が掛ります。その財源は義援金と税金から賄われますが、日本経済が大不況のままではどちらも思うように集まらないでしょう。

 

今、われわれ青年経済人の出来ることは自分の住む地域の経済発展に寄与することではないでしょうか。私が住む成田市であれば、成田の町が発展し成田の景気が良くなり成田市の税収が増えることによって成田経済が発展します。成田にお客様がたくさん来て頂ける方策を考え、成田で物を買い、食事をして、快適に過ごしてもらえるような街づくりを考える。まさに、これこそが商工会議所青年部(YEG)に課せられた使命だと考えます。

 

しかし一口に経済を発展させると言っても、ただ漠然と店を開いてお客を待っているようでは商売は繁盛しません。「どうしたらお客様の目に留まるのか・お客様に快適に利用してもらえる店づくりとは・売上UPの秘策とは・新規開業したいが会社の立ち上げ方が解らない」等々、商売を始めようとすると解らないことが沢山あります。これらの相談窓口が商工会議所であり、相談したり協力しあえる仲間が商工会議所青年部(YEG)なのです。

 

我々の自企業もいつ経営が傾かないとも限りません。そうなってからでは遅いのです。
常に二手三手先を読んだ経営眼、どんな時代にも対応できる会社経営ができれば理想的です。
しかし、そこまでの経営者になるためにはそうとうなスキルアップと自己研鑚が必要だと思いますが、これも商工会議所青年部(YEG)で出来ます。

 

平成25年度スローガン「恩千政葉」のサブテーマ、~継続は力なり 私欲に走らず、志を最後まで~は、七代尾張藩主徳川宗春の書いた「温知政要」の第4条の条文を引用しました。当時の江戸幕府は経済が衰退していて質素倹約を推奨していました。しかし宗春は自分の尾張藩では真逆の政策を推し進めていったのです。
「とにかく派手に楽しいことにお金をどんどん使え!」
おかげで名古屋城は豪華絢爛な城になり、名古屋城下は景気が良くなり、名古屋の嫁入りも大変盛大なものになったようです。この政策が結果的に良かったかといえば良いことも悪いこともあったようですが、しかし藩主=会社経営者です。

 

商売は利潤の追求が基本です。儲けなければ会社は倒産してしまうのですから国が衰退しているのなら、われわれ経営者が何かしなければ何も変わりはしないということです。「YEGメンバーの会社はなんだか儲かってるな~」と思われるような世の中にしたいものです。

 

商工会議所青年部(YEG)に加盟している皆さんの企業の発展、各地域の発展に千葉県商工会議所青年部連合会が役立つよう会長として精一杯、頑張ってまいります。
そして我々、千葉県から大震災の復興・日本経済の復興の起爆剤となれるよう千葉県商工会議所青年部連合会一丸となり前に進んで行きたいと思います。

 

結びに、本年は関東ブロックちば八千代大会が開催されます、今は亡き仲間たちの強い思いが一杯詰まった大会です。なんとしても大成功させ天国で見守っている仲間たちと喜びを分かち合いましょう。1年間よろしくお願いします。

 

 

 
前のページに戻る