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会長所信

Be ambitious!
~誇りを胸に心を燃やせ~

千葉県商工会議所青年部連合会 会長 今井 裕敏

いつの時代も、私たちYEGは、日本人としての誇りを持ち、常に経済の中心を牽引してきました。平和を願い、より良い未来への理想を掲げ続ける青年たちの交流と研鑽は私たちの永遠の道標であります。強い信念と熱い想いを胸に、千葉の素晴らしい未来を切り開くため、志を一つに、挑戦し続けます。

【世界経済の現状】
世界経済は、コロナ危機から回復に向かっていましたが、ロシアによるウクライナ侵攻により、先行きの成長下振れ懸念が強まっています。また、日本国内でも景況は悪化状況が続いており、政府は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止、「ウィズコロナ」下での社会経済活動の再開と次なる危機への備え、未来社会を切り拓く「新しい資本主義」の起動、防災・減災、国土強靱化の推進など安全・安心の確保を柱とする「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」を策定しましたが、景気対策に至らず依然深刻な状況下にあります。今こそ私たち、千葉県商工会議所青年部連合会(※以下、千葉県連)が連携を取り合い、安全で強靭な組織が必要だと考えます。

【地域再興】
千葉県連の強みは、約1,000名の会員が所属していることだけではなく、各単会が千葉県内津々浦々に存在していることであります。千葉県連は、地域の課題、可能性、需要を把握することで、このネットワークの力を最大限に引き出し、より実行力のある地域再興政策立案に向けた支援を行う必要があると考えます。そのために、政府の地方創生がもたらす効果をミクロな視点で検証、周知するとともに、施策や先進事例について、鮮度の高い情報を常に各単会に提供していかなければなりません。そして、各単会には、地域再興のプラットフォームとして、日本商工会議所青年部(※以下、日本YEG)を大いに活用していただきたいです。

【男女共同参画の推進】
男女共同参画の法的な定義とは、男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動を参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会とされています。令和5年度、日本YEGの会長は初の女性会長でもあります。令和5年度日本YEGの方針として女性の活躍の場を3割として掲げています。千葉県連としても出向者や、事業に関して、より多くの女性の活躍の場を拡げることとし、女性の会員拡大や、単会の発展に努力してまいります。

【人材育成】
地域再興のためには仕組みだけでなく、人材育成も欠かすことができません。少子化や担い手不足は日本の大きな課題であり、地域の課題と解決策を導き出すことのできる人材の育成が急務でもあります。ひと昔前の千葉県連には、YEGの魅力を熱く語る豪傑と呼ばれる人たちが大勢存在していました。その有言実行の背中を見て多くのメンバーが憧憬を抱き、先輩の背中を追い求める中で自己研鑚を積み重ね、いつしか自らも豪傑へと成長していきました。千葉県連には出向という仕組みが存在しています。まさに、出向とはYEGが有する最高の人材育成プログラムであると確信しております。各単会には、是非とも出向というプログラムを活用していただき、千葉県内の豪傑たちと出会い、切磋琢磨する機会を会員に与えていただきたいと考えています。そして、単会内の豪傑の人数を増やすことで、地域にイノベーションをもたらすディープインパクトな政策を立ち上げ、商工業におけるYEGの価値を高め、さらなる会員の拡大へと繋げていきます。

【5年後の未来を見据えて】
今、世界は大きな変革の時を迎えています。時代が変わるということは、優先される価値観が変わるということです。千葉県連は5年間の中期ビジョンの策定を行い、今後5年間でさらに発展していくためには各単会の結束力が必要不可欠であります。メンバー一人ひとりがYEGであることの誇りを持ち、高い志と熱い心を胸に活動できるよう、千葉県連は県内各地単会の為に、一年間挑戦し続けますので、一緒に素晴らしい時期を歩みましょう。

『時代を創るのはYEG!日本を創るのは千葉県連!』

 

過去の会長所信

2022年度 吉野 孝次 会長所信

2021年度 関根 圭一 会長所信

2020年度 三須 榮光 会長所信

2019年度 斉藤 玄樹 会長所信

平成30年度 中村 太郎 会長所信

平成29年度 伊藤 友則 会長所信

平成28年度 中村 浩一 会長所信

平成27年度 浜田 智一 会長所信

平成26年度 杉浦 正実 会長所信

平成25年度 森田 真二 会長所信

平成24年度 登坂 和広 会長所信