会長所信
YEG i Chiba n!
~ 交流研鑽・地域活性・政策提言、未来に想いを紡ぐ ~
私は平成24年の行政書士事務所開業時、地元佐倉市には他市の中学校に進学したこともあり、同世代の知り合いもおらず右も左もわからない状態でした。
そんな時、創業相談でお世話になっていた佐倉商工会議所からお誘いがあり入会、ほどなくして「若いからぜひ!」とのことで、商工会議所青年部(以下、YEG)入会、同時に千葉県商工会議所青年部連合会(以下、千葉県連)へ出向する機会をいただきました。
最初は尊敬する先輩方に付いて行き、県内の会員の皆様と会えることが楽しみでした。出向を重ねるたびに県内各所に頼れる先輩や仲間が増え、お陰様で今も交流が続いております。YEG活動を日々積み重ねる中で、YEGの目的や存在意義を学び、そして、この度大きな重責をお預かりさせていただく運びとなりました。
千葉県連会長をお引き受けしようと思えたのも、今まで優しくお声を掛けていただいた県内の先輩や仲間達がいたからです。
YEGは地域活性及び政策提言を主とし、千葉県連には約1000名もの若きリーダーが商工業の連携を通じて、県内各地域を牽引しております。地域の魅力創出や経済活性化を図るため事業を展開し、災害・感染症など幾多の苦難があろうとも先人達の想いを紡ぎ、YEG活動の歴史を脈々と積み重ねてきました。
そんな我々がYEGとしてできることはなにか。千葉県連としてどのような活動ができるのか。更には、県内地域及び各会員企業をどのように盛り上げていけるのか、県内の仲間と交流・研鑽を共にする中で「千葉県連に参画してよかった」と県内外に誇れる団体とならなければなりません。
まずは、令和6年度の事業を創造していく中で「交流と研鑽」「地域の活性化」「政策の提言」の3つを柱としました。我々が誇り高く地域を牽引するためには、仲間とより多く関わり自企業発展のため学ぶこと、地域を盛り上げるため魅力を創出すること、自治体との連携を深めよりよい社会に導いていくことが必要です。
ヒト・モノ・コトなどの情報移動を通じ、地域経済及び自企業を発展させることで我々の繋がりは、多面的かつ重層的に広げていくことができます。そのために、千葉県の各地域及び会員企業の魅力を最大限発信し、多様な個性が創造性を織り成すことで、地域活性の環境やきっかけが生まれます。それぞれが合わさり「i Chiba n!(1番)」となれるよう、持続可能な活動を皆と共に歩み、将来につながる、より影響力のあるYEG活動をおこないます。
皆様にいただいたこれまでのご恩をお返し、各単会が「i Chiba n!(1番)」輝けるよう、県内約1000名の会員と強く結びつき、皆様と共に素晴らしい千葉県連を紡いでまいります。
【会員間の商工親交及び持続可能な社業のための研鑽】
千葉県連は約1,000名の会員が所属しています。多種多様な業種、人財との交流を図ることにより、新しい事業の構築や連携が生み出せると考えます。連合会の役割を最大限に活用できるよう、会議や事業を行いながら、積極的に親交を深め、研鑽を重ね、自企業を発展させていき地域を牽引できる人財となるために連帯してまいります。
会員同士が思いやりながら、共に成長できる絆を築き「i Chiba n!(1番)」強固な組織を形成します。
【地域の魅力の創出、再発見及び時代に合わせた発信】
新型コロナウィルス感染症の分類も変更となり、海外からの渡航者も増えてコロナ禍から比べ増加しています。千葉県内にも、世界に誇れるような文化や風習、建造物などたくさんの魅力がありますが、その地域の魅力を知っていただくためには、時代に合わせた発信が必要不可欠です。その魅力を改めて精査し、時代に合わせ進化させ、県内外に周知していくことで地域の活性化に寄与できるものと確信しています。
我々の行動力を発揮し、積極的に地域に貢献する取り組みを展開します。地域「i Chiba n!(1番)」の魅力を高め、活力ある社会を築き上げます。
【未来に繋がる持続可能な政策提言及び活動基盤の構築】
災害への備え、対応などの防災連携及び地域経済・自企業の活性化のため、一過性ではなく中長期を見据えた必要な「政策提言」をしていかなければなりません。
まずは災害時にどのような対応、活動が必要なのかを他団体の動向も含め、YEGがやるべきこと確認し、共有致します。
次に、YEGの魅力を確認しつつ、課題を改善し、恒常的発展のためにしなければならないことを探求することで、千葉県連として各単会に寄与できる組織になること及び会員を拡大することで持続可能な団体の構築を目指します。
我々の知見と視点を活かし、各課題に対する効果的な「政策提言」を行い、地域社会に貢献します。青年経済人の声が未来を切り開く「i Chiba n!(1番)」の力となります。
過去の会長所信